天井裏から物音が!?害獣を自力で追い出した方法

ライフハック

こんにちは!ともれつです。

いきなりですが、天井裏からの異音に困っていませんか?一軒家に住んでいると起こりうる害獣被害。この記事を読んでいる方は今まさに悩んでいる最中なのではないでしょうか。

我が家も今年5月に害獣らしき生物が屋根裏に侵入し騒音被害に遭いました。

しかし!業者に依頼することに不安があったのと出費をしたくなかったので、なんとか自分たちで害獣を追い出すことができないか?と考え、何点か実行したら結果追い出すことに成功!しかも3ヶ月経った現在も再発も防げています。

とっても簡単な方法なので、ぜひ害獣でお困りで夜も眠れないの皆さんに試していただきたいです。

レツ
レツ

検索すると業者のサイトしかないのよね〜

ビート
ビート

業者のサイトは不安を煽るような記事しか載ってないからね!参考にしてね!

いきなりの天井裏からの物音!我が家の場合

ことの発端は5月の初旬、深夜にいきなり1階の天井から「バタバタバタ!!」と足音らしき騒音がなりました。居間の天井裏の端の方をなにかが走り回っているような音です。さらには壁の内側をカサカサっと登っていくような音も。その日はそれっきりだったので、様子見ということで放置しましたが、その後も毎日夜中にバタバタと走り回る足音が続きました。

「イヤッホーーーーーーーーー!!」というようなテンションで走り回ってるのがわかります。。

これが毎日続くとさすがにうるさいし気持ち悪いしで、気になって眠れない日々が続きました。

「天井裏 動物」と検索すると、このような現象は「害獣」が天井裏に侵入して起こることで、侵入された状態で放置するとそのまま住み着いてしまい、糞尿や繁殖で家や人体にも被害が出てしまうようです。またハクビシンやイタチなど動物の種類によっては鳥獣保護法により捕獲や駆除を禁止されている種類もあり「自分では駆除できない」「プロに任せるべき」などと書かれていました。

レツ
レツ

え?屋根裏の動物って結構厄介な感じ??

検索すればするほど害獣被害の写真などを目にし、我が家には乳幼児がいるのでどんどん不安が募ります。また別のサイトには「悪徳業者もいる」「高額請求される」など、これまた別の不安も煽られてしまいました。

悩みに悩んだ結果「自分たちでできるところまでやってみて、どうしても改善できない場合は最悪、業者に頼もう!」と決め、まずはできることからやってみることにしました。

まずは天井裏をチェック

実際住み着いていたら足跡や糞などが落ちているかもしれないと思い、まずは現状確認からということで、天井裏を見てみることにしました。

天井裏に入る入り口というものがどの家にもあります。電気の配線などを通すためにちゃんと入り口が確保されています。最近のおうちにはどういう入り口があるのかわかりませんが、うちのような築40年以上の古い家は大体押入れの天袋から天井裏に入ることができます。

おそるおそる携帯のライトを持って、天井裏を覗いてみました。

幸い害獣さんには遭遇しませんでしたが、天井裏は思ったより「きれい」でした。ホコリはありますが「足跡」はありませんし、糞なども見当たりません。ライトを当てましたが特に変わった様子はなく一安心です。まだ侵入されて間もないからでしょうか、早めに追い出したいところです。

侵入経路を確認

次はどこから入ったのか侵入経路を探しました。天井裏を確認した時、壁には大きな光の漏れはなかったので、屋根からの侵入はなさそうだと予想。次に考えられるのは「床下」なので、まず家の周りを歩いてチェックしていきました。

すぐ発見です。「床下換気口」

ずっと今まで床下換気口には金網が張ってありましたが、経年劣化で金網がさび付いてボロボロと朽ちて破れていました。床下換気口の幅は3cm程度。このくらいの幅なら動物は通り抜けられます。

ということで侵入経路は「床下換気口」に決定。

しかも一箇所だけでなく、金網が破れていた床下換気口はもう一つありましたので、この2つです。

でもここでまだ塞ぎません。出て行ってもらうためにはここをまだ開けておかなければならないので、塞ぐのはもう少し我慢です。

試したことは3つ

今回は「追い出す」ことを目的としました。まだ騒音が鳴りだして日も浅いし、繁殖などはしない様子なので、家から追い出して侵入経路を塞ぐことにします。

そして「直接対決は回避」「お金はかけない」をコンセプトに3つ試してみました。

蚊取り線香をたく

害獣は匂いに敏感らしいので、まず蚊取り線香をたいてみることにしました。

また害獣除けの燻煙材も販売しているぐらいなので煙の効果も期待です。

場所は侵入経路付近の床下。我が家は床下収納から直で床下に入れるような作りになっていたので、まず1つを床下に置きました。火が付いているので火事の心配があったので定期的に覗いて確認です。

もう一つ天袋に置きました。天井に近いところに置いてみます。本当は天井裏にダイレクトに置きたかったんですが、もし動物が蚊取り線香にタックルして容器が倒れようものなら火事になりかねませんので、そこは慎重に。

家の中が燻されたみたいな蚊取り線香臭くなりました。

わたしは家にあった普通の蚊よけの蚊取り線香を使いましたが、調べたときこういった「獣よけ線香」もありました。レビューも良さげなので効果ありそう。

アロマオイルをたく

蚊取り線香と同じ原理で、今度は部屋にアロマオイルをたきました。害獣が苦手とする「ミント」の香りです。これなら人間も部屋も臭くならず、爽やかな気分で追い出せるので一石二鳥です。

わたしが使用したのは昔使用していたアロアランプです。ミントのオイルを少し濃いめに入れて日中朝から晩まで、害獣の足音が一番聞こえた部屋にたきました。築40年の家なので隙間などから天井に匂いが行くことを想定。実際アロマオイルを焚いている最中に2階へ上がったら2階の部屋からもミントの香りがほのかにしていたので、天井裏にも匂いは届いているはずです。

天井を下から棒で突く

最後は「天井を下から棒で突く」です。要するに長い棒で天井を下からドンドンと突きます。ホウキでも竹刀でもなんでも構いません。天井板が割れない程度に、でもすこし強めに。これを各部屋の隅のほうを重点的に突いて回りました。1〜2時間に1回の頻度で、朝から晩までどつきまくりました。

朝からやるというのが重要です。住み着いているとしたら日中はどこか巣らしきところで「寝ている」んじゃないかと考え、部屋の端っこからずっとドンドン!と突いて歩き回りました。さすがの害獣も下からずっとドンドン!と大きな音で突かれたらおちおち寝ていられないはずです。

一番効果があったのは「天井を下から棒で突く」

上記3点のうち、試してみて害獣がいなくなったのは「天井を下から棒で突く」でした。

この方法を決行した日の深夜から足音がピタ!とやみました。毎日楽しそうに運動会をしていたのが全くしなくなったのです。

今日はたまたま走ってないだけかもしれないし、歩いてるかもしれない。と思ったので翌日も朝からドンドンしまくったら2日目の深夜も全く足音がしませんでした。

追い出し成功です!!

本当に「こんなやかましい家にすめないよぅ!」と思って出て行ったのかは定かではありませんが、実際にいなくなったので効果があったのだと思います。

蚊取り線香とアロマは効果がみられずでした。でもこれはもしかしたら家の広さや害獣の住処の場所にも違いがあるのでうまくいかなかっただけかもしれません。蚊取り線香は虫用を使ったので威力が弱かったのかも。なのでやってみる価値はあると思います。

確認した侵入経路を塞ぐ

足音がしなくなった翌朝、もう一度天井を棒でつついて回って、いないのを確認してから床下換気口を塞ぎました。

材料はダイソーで購入したバーベキュー用の網と針金の2つです。

床下換気口カバーの作り方

  1. 床下換気口のサイズを測る
  2. バーバキュー用の網を換気口のサイズにカット
  3. 換気口の奥行きの長さから2.5倍ほどに針金をカット(メジャーで確認しました)
  4. 網を換気口に当て、針金を通して止める。(6箇所ほど)

うちは2箇所ほど換気口カバーが破損していたので、2箇所ともに設置しました。バーベキュー用の網だと目も大きすぎず細かすぎずで作業しやすいですし、簡単には曲がらないのでしっかり着きました。針金も 屋外で雨なども当たることを予想し、錆びにくいビニル皮膜針金を選びました。

バーベキュー網はペンチでカットしましたが、カットした面は尖って危ないので曲げると安全です。

↑完成写真です。

これで侵入経路をバッチリ塞ぎました!もう入ってこれまい!!

害獣追い出し作戦の注意点

蚊取り線香やアロマは火気注意!

蚊取り線香やアロマランプなどは火を使いますので、火の元に注意してください。振動などが原因で容器が倒れたりすると火事に発展する恐れがありますので重々注意してください。

天井裏には上らないようにしましょう!

天井裏の様子を見るとき、真っ暗なので懐中電灯などの光が届かずどうしても見えない箇所が気になってしまいます。しかし天井板は薄いので人が乗ったら突き破って落ちてしまう可能性があります。それこそプロじゃない限りは上らないようにしましょう。危ないです。

自分で「駆除」はやめときましょう!

害獣の「駆除」は自治体によって勝手に捕獲等をしてはいけない動物もいます。例えばハクビシンは鳥獣保護管理法、アライグマは外来生物法の規制を受けます。そのへんが割と複雑なようなので、自分で罠を仕掛けて捕まえることなどはやめて、「追い出す」ことに専念しましょう。直接対決の結果襲い掛かられて怪我をしたり、病気をうつされたりしかねません。第一本物みるのも怖いし。

駆除方法や助成制度、駆除事業者や団体の紹介などの相談窓口を設けている市町村役場もありますので、もし自分で追い出せない場合は行政に連絡をしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

わたしがやってみて効果があった方法を紹介させていただきました。もちろんこの方法が効かない場合も十分あり得ます。ひとつの方法としてご紹介させていただきました。

上記の方法以外にも、燻煙材を焚く、光を利用するなど検索するとたくさん方法が出てきます。いろいろ自分で試してみてどうしても改善しない!という場合は無理せず業者に依頼してくださいね!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました