福岡県の代表的な観光地「太宰府天満宮」の再建以来の大改修工事がいよいよ始まります。
慣れ親しんだ御本殿が見れなくなるのはとっても寂しいですが、新しくできる「仮殿」もすごいことになっています!
今回は太宰府天満宮の改修工事がいつ始まりいつ終わるのか?改修中の参拝は可能なのか?仮殿の着工スケジュールなどをまとめてみました!
これから太宰府天満宮に観光に行こうと思っている人や、結婚式で神前結婚式を検討の人は要チェックです!
太宰府天満宮 令和の大改修とは?
太宰府天満宮は菅原道真公をお祀りする全国約12,000社の総本宮と称えられ、「学問・至誠・厄除けの神様」として、福岡県の観光地として大変人気のある神社です。
その太宰府天満宮の「御本殿」を124年ぶりに大改修すると2022年の11月に発表がありました。
現在の御本殿は約430年前に小早川隆景公が再建したもので、国の重要文化財に指定されています。
太宰府天満宮は菅原道真公に縁の深い「25」という数にちなみ25年ごとに式年大祭が行われてきましたが、令和9年(2027年)の「菅原道真公1125年式年大祭」という大きな節目の前に、令和の大改修を行うとのことです。
御本殿の檜皮の葺替え、漆塗りなどを中心に防災工事も含めた改修、そして元来の美しい姿を蘇らせるために伝統技術を用いて傷んだ箇所の修理はもちろん、修理と並行して建築史や歴史学の調査・研究を行い御本殿の歴史的価値と文化的意義の再評価も行われます。
太宰府天満宮の改修工事はいつからいつまで?
今年の5月中旬ごろから改修工事が始まる予定です。
着工から約3年かけて改修工事を行い、完成予定は令和8年(2026年)ごろです。
現在の御本殿は見納めになりますので、参拝に行かれる方ははるべく早めに行きましょう。
詳しい着工日や完成日は現在のところ不明ですので、分かり次第更新していきます。
太宰府天満宮の改修中の参拝はできる?
御本殿の改修工事中は御本殿での参拝はできませんが、御本殿の前に「仮殿」が建設されそちらで引き続き参拝が可能になります。
仮殿はいつ完成?
「仮殿」とは御祭神の御神霊(おみたま)を仮安置するために設ける御社殿のことです。
今年の2月ごろに仮殿の建設が始まり、3ヶ月後の2023年5月中旬には完成予定です。
この間は現在の御本殿での参拝が行われ、仮殿遷座祭(本殿から仮殿へ御神霊を移す祭儀)の後、神事や参拝は仮殿で行われます。
仮殿のデザインが斬新すぎる!限定3年間だからこそ見逃せない!
今年の5月に完成する仮殿のデザイン・設計は国内外で活躍する建築家であり、大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーも務めた藤本壮介氏率いる藤本壮介設計事務所が手がけています。
天神さま(菅原道真公)が心地よくお過ごしいただける環境であることを第一優先とし、天神の杜との調和を重視し屋根に木を植えるという、パッと見、斬新すぎる!けど美しいデザインとなっています。
令和の時代の魅力的で特別な仮殿は約3年間しか参拝できませんので逆に見逃せませんね!
この時期に参拝や観光に行くのも大変記念になるでしょう。
太宰府天満宮 基本情報
さいごに
今回は令和5年から始まる福岡県太宰府市にある太宰府天満宮の改修工事についてまとめました。
地元民が愛する天神様が拝めないのは少々残念ですが、かなり斬新で格好良い仮殿も楽しみですね!
現在の本殿の参拝をされる方はあと少しですので早めにお出かけしましょう!
著作者:Freepik
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